『ハイブランドの戦術と戦略で「何がデザインになるのか」?』
2月 15th, 2019 Posted 12:00 AM
「デザイン」と「ブランド」について書かれた
経営書籍は、洋書も邦訳書も、たくさんあります。
ブランドは、「今でも何がデザイン戦略」か、
または、「何がブランド戦略」か,は全く述べられていません。
そして未だに、
国内では「デザインシンキング」=「デザイン思考」で語られ、
それには、米国の著作がいっぱいありますがデザインファームなどで、
デザインもブランドも、その企業では戦略と戦術はがっかりします。
それが日本の最大欠点になっています。ところが、
私は「コンシリエンスデザイン」を、阪大在籍中、
主催していたKK適塾で語ってきました。
基本的には4種であり、邦訳は一冊あります。
実は、「ブランドとは何かという戦術」があります。
「何がデザインとなるか」、このテーマが語られること、すなわち、
企業のマークやロゴタイプ、サービスメソッド、企業哲学、店舗や制服、
キャラクター、そこで働く人達の、製品と商品とあります。
また、ハイブランドとしてそのカラーが、イメージ戦略を通して、
そのボックスやパッケージが戦術になるのです。
PANTONE・1837は、1837年に創立された「ティファニーブルー」、
ブランド形成の、その歴史とブームと考えていいのです。
春の訪れを告げるこまどりの美しいイメージ、スカイブルーです。
ティファニー製品イメージとともに重ね合わせ、
このブランドイメージは構築され世界中で定着しています。
デザイナーとしては好きな色をつくりませんが、
個人的にはブルーは好きな色です。
それこそ、エルメスがオレンジ、カルティエやバカラのレッドなどは
別格のブランドカラーとなり、
彼らの製品が商品として成立したブランド戦略だと思います。
もはや、日本のデザイン界は、
もう一度、デザインとブランドを語り直す必要があるようです。
Tags: 1837, 1837年, KK適塾, PANTONE, イメージ戦略, エルメス, オレンジ, カラー, カルティエ, キャラクター, こまどり, コンシリエンスデザイン, サービスメソッド, スカイブルー, ティファニーブルー, ティファニー製品, デザイン, デザインシンキング, デザインファーム, デザイン思考, デザイン界, ハイブランド, バカラ, パッケージ, ブーム, ブランド, ブランド形成, ブルー, ボックス, マーク, レッド, ロゴタイプ, 企業哲学, 別格, 制服, 商品, 好きな色, 定着, 店舗, 成立, 戦略, 戦術, 最大欠点, 歴史, 経営書籍, 製品, 語り直す, 邦訳
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る