kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘ベランダ’


『「水耕栽培」わが家で実験してみたら、すごい!』


   


     5月 15th, 2014  Posted 12:00 AM

小学校時代も「水耕栽培」を夏休みに研究したことがあります。
ある住宅メーカーで、システムキッチンよりも、
キッチンシステムには「若菜などの栽培」があるべきだと、
そのような提案をしていたら、
すでにこの栽培法をすでに輸出しているメーカーを知りました。
そこで、工場建設にはこの工場を隣接させることを、
最近は聞いてくれる経営者には伝えています。
それも、先般、先端的な「水耕栽培」企業の商品をいただき、
見事に美味しくて、それをワイフが小さな株を栽培したところ、
高層の自宅ベランダにはとてもふさわしくて、
水耕栽培を高層ビルの一部にすることは、
ある種の建築計画にすることが考えられます。
わが父はリタイア後は、晴耕雨読を体現していました。
だから私も人間は土や水に触れることが大事だと想っています。
残念なことに私は車倚子ゆえに土での畑作業は困難です。
そこで気づいたのは、この「水耕栽培」をデザインすることです。
水を入れる容器や水の温度管理、栄養コントロールは、
先端的な技術にすでになっているようですが、
この領域にまだデザインは入っていません。
私は、これからの職場や工場には必須なモノだと考えます。
そのような提案をしていきたいし、
私自身のためににも「水耕栽培」の部屋がほしいと思っています。
おそらく、日常の緑野菜などはキッチンシステムのデザインです。
このデザインによって、新たな自家栽培、あるいは、
企業内栽培も可能になると私は提言しておきます。
すでに、海洋養殖も海岸ではなくて、高地や山岳でも充分に、
海洋養殖は可能になっています。
「水耕栽培」を源にした新たな栽培法の先端化があるようです。

*あべのハルカスが見えています。

『水耕栽培・農業新技術を食べてみた!』


目次を見る

『これはデザインの大きな問題である!』


   


     11月 1st, 2013  Posted 12:00 AM

かつて、新人デザイナーの頃に、
冷蔵庫の背面がすっきりと整理が着いたときに、
「デザイン上の最大問題を解決できた」という朝礼を受けました。
当時はそれほどピンとこなかったのですが、
私は自分がデザインしたテレビでは「背面デザイン」を、
放熱口も開けずにすっきりとしたデザインを設計しました。
先般偶然、私は福井駅のホーム建築の裏側には、
空調機の窓外機がある意味では見事に並んでいましたが、
「空調機設計とそのデザイン」は未だにこの状態は酷いです。
なんとしてもデザインとして「問題解決」すべき現実問題。
いつまで、窓外機と室内機をペアでというコンセプトから
外れたデザインをしていくべきだと考えます。
おそらく、室内機のデザインはデコレーションで、
様々なシリーズ化はしているとしても、窓外機については、
まったくデザインそのものが進化はしていないことは明らかです。
窓外機を見て、室内機がどこのメーカーのモノなのかは
まったく分からないほど、窓外機はなるほど完成なのでしょう。
ところが、自宅でもベランダに窓外機がありますが、
この窓外機を日照から保護するカバーをかけたら、
室内機の性能が格段にアップしました。
結局、空調機のデザインにおいてはデザイナーの担当部分は、
まったく進歩も進化もしていないことは真実です。
あえて、デザイナーの空調機に関するリ・デザインは当然。
建築家にしてみれば、いつまで工業デザインは、
空調機デザインをこのままにしているのかと思っているはずです。
可能であるなら、窓外機のデザインコンペをやるべきです。
空調機のデザインはいい加減新たなコンセプトから、
新存在の空調機デザインは必至のはずです。


目次を見る