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Posts Tagged ‘ドコモスタンダード’


『スマホのアイコンはインフラ的な高品位性が不可欠である』


   


     10月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

水道管はすでに日本全国取り替えなければいけなくなったインフラ。
それはステンレス製の水道管です。
酒造りをしている地域はすでに、水道管は鉄管からステンレス管。
つまりインフラにはステンレス管との的中率こそ日常化されることです。
ある人から、iPhone6をdocomoから買ったらとんでもなく酷い、
一度見てほしいと言われて初めて驚愕しました。
すでにdアプリが最初からインストールされていました。
電話販売会社のその企画はいいと思いますが、アイコンデザインは
とてもApple社のアイコンデザイン基準に合格しているのでしょうか?
私はドコモと2年仕事をしたことがあります。
最初は、キャリアたちにドコモスタンダードづくりで、
ボタン配列から大きさ検討の詳細ないわゆる人間工学的な配慮、
人間工学ではなく、今なら、HCD(Human Centered Design)です。
それはセミナーと資料でキャリアたちの基礎知識になったようで、
翌年からはFOMAのインターフェイス開発になりました。
若手達が当時すでにエージェントインターフェイスを進める企画まで
辿り付いていましたから、これは日本の電話機器生産を
格段に進化させると確信までしていましたが、
最終プレゼンで、私はドコモトップ達にあきれました。
プレゼン途中で、スタッフに荷物をまとめさせてまとまると、
「辞退します」と仕事を蹴りました。その後電話会社全て仕事無し。
理由は書くまでも無いでしょう。その後、ドコモのロゴを貧弱にし、
日本の電話産業を破滅させた連中の低レベルさが日本の電話機事業、
それまでを消滅に追い込んだとさえ言っておきます。
きっと彼らが小学生が考えそうなアイコンをOKしているのでしょう。
つまり、アイコンもインフラですから、相当にデザインとして、
まとまった高質高品位性が必要です。
現代の日本では、大勘違いが氾濫しています。
すでに、モバイル、スマホはインフラでありファッションですから、
「美学性」を欠落した企業氾濫が起こり、彼らは真の反乱、
すなわち、時代進化、技術革新という反乱の知性美学性は、
ほとんどこのアイコンデザインと同レベルだということです。


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「スタートレックという未来考古学のメディア」


   


     9月 14th, 2012  Posted 12:00 AM

「スタートレック」は1969年の月面着陸が一つのイベントです。
しかし、このストーリーは、
そのまま20世紀から31世紀までの歴史を遡及することにあります。
ストーリーは1944年からスタートしシリーズ構成されていて、
この熱狂的ファンをトレッキーと呼んでいます。
そのトレッキーにとって、シンボルが「コミュニケーター」であり、
これが現代の携帯電話の原型・アーキタイプと言っていいでしょう。
私は、携帯電話のデザインにも取り組んできましたが、
最終的なモックアップモデルは、ソニーに向けてデザイン開発しました。
ある時期にはドコモで、「ドコモスタンダード」という
人間工学関連のマニュアル開発を一年やりました。
そしてFOMAの登場を見越してデザイン開発をしましたが、
当時のドコモトップたちにあきれ果てプレゼンを会議途中で放棄しました。
彼らは激怒していたようですが、
案の上、彼らが「ガラパゴス化」したのです。
以後、ソニーからの特別依頼でケータイをデザインしました。
その直後にスマートフォンが登場しましたが、
私には未だに不満が残っています。
なぜなら、「スタートレック・コミュニケーター」、
この示唆していた夢は未だに開発されていません。
これは「コミュニケーター」のガジェットに過ぎませんが、
まさに、20世紀から31世紀まで、
そのエピソードが集中している26世紀を挟んで、
すべて考古学的な視点、つまり、私はこれを未来考古学、
その編年体の中に存在するツールやメディアにこそ、
人類の夢、
人類のとめどない想像力がいっぱい存在していると思っています。
だから、コミュニケーター?スマートホン?ケータイを遡及する、
真摯な態度がデザイナーには必要だと考えています。
iPhoneアプリで、このガジェットそのままがありますが、
デザイナーはここからも大きなヒントを得るはずです。
サムソンとアップルの訴訟問題も、
ここから傍観すると実に想像力にとってはつまらない問題です。


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