『最も嫌いだった著作からこれを始めた』
2月 15th, 2014 Posted 12:00 AM
「デザイン」という専門職能には「ことば」が無いと思います。
このことは美大生時代から今日まで抱いてきました。
それゆえに、この40余年デザインに関わりながらも、それなりに、
著作も何冊か書き、ヒット作や代表作もあります。
そして、現代の特に経済的な思想を混乱させてきた「資本論」は、
私にはある種の宗教論の譬話論にすぎないからこそ読破という、
そんな想いがあることから、このブログを2008/2/13からです。
そこで改めてもう一度初心に戻ろうと考えました。
最大の理由は、今年に入る前には、体調のことや、
時には書かないですまそうと考えてきましたがそろそろなのです。
そろそろというのは、間もなく私は65歳になります。
人生最終の段階で、「人は何をなすべきか」を決定する時期です。
その時期ゆえに、今ではマルクス全集この全集執筆にあたって、
エンゲルスに著作思考の原点を当時の数学論を紹介しています。
私が最も重大だと思うことは、
自分の思考拡大のために友人は苦手だとしても、
参考思考論をしっかりと肝心な人物に伝えるということです。
私には、すでに、同じ職能家である「デザイナー」に対しても、
分別と区別を明確にしています。
理由は簡潔です。つまり、デザイナーを自称している8割には、
何も学べることが無いのです。
まして多少の世間評価程度でデザイナーぶる人は認めていません。
その判断も簡単です。
もし、私が理想とする他のデザイナーあるいは大学人の思考、
本来の思考を支援する参考思考までを紹介してくれる人、
そのような人物こそ「敬愛する同業者」です。
そういう意味では、マルクスとエンゲルスの間にある著作は、
私にとってとても大切な存在です。
そして最近は、とてつもない仏教経典を教えてもらっています。
Tags: デザイン、資本論、宗教論、マルクス全集、エンゲルス、仏教経典
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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