1月 25th, 2019 Posted 12:00 AM
入門用のプリメインアンプとチューナーです。
プレゼ用にチューナーのデザインを終え一息、
秋葉原にいつものチューナーのコーナーに行ったら
P社の新製品を一足先に見かけました。
<やばいっ、今のじゃだめだ・・・!>
大急ぎで秋葉原から横浜そして磯子のデザイン室に戻りました。
電車内で、どうしよう、新しいデザインは?と自問自答していました。
そこで考えたのは本体へのグラフィック表現、
つまり、ともかく「インダストリアルグラフィック」と呼びました。
本体上面に、背面のコード結線と
実装中身をグラフィックとして表示、表現しました。
そして、新規メーターの前面パネルです。
チューナーには当時、メーター表現はなかったんです。
このインダストリアルグラフィックとメーターパネルの、
とてつも無いデザインを思いつきました。
翌日がプレゼで、チーフだけが味方でした。
「インダストリアルグラフィック」っていうのを定義しましたが、
自分でもよくわからないまま勢いで説明し、論破を狙いました。
「CADIS」ではなくて、「CANDIS」にならないかとか、
チーフと一緒に考えました。
私には「絶対に売れる」、という自信がどういうわけかありました。
この入門用が、後のAurexを位置づけました。
そして、プリメインアンプとチューナーは業界でヒットしました。
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1月 7th, 2015 Posted 12:00 AM
年賀状という伝統的な挨拶状を辞めてから、
私への賀状は極端に減りました。が、当然のことです。
そして賀状のグラフィック表現でも残して置きたいモノも減少です。
しかし、私が2050年の地球環境問題を20年前に提示し、
以来その本国でも環境関連の特許が最大の有名ブランドがあります。
それこそ、本体の20倍もするケースを平気で商品化できる、
そのメーカーブランドこそ、一番のお手本だと私は認めています。
そのブランドの賀状は、組み立て式に「紙飛行機」でした。
それこそ有名なSF映画だと、2015年には人間は空中を飛んでいます。
が無念ながら、人間はまだ空中を自由に遊歩することはできません。
もし、空中にハチドリのようにホバリングができるなら、
私のような車イス人間には、自由な身体能力が備わります。
昨年から、私は電動車椅子を使用しています。
そして、間もなく66歳になる私はまだ今年も新たなというよりも、
「達してきた領域」を大学でも開始することにしています。
年末は従弟も加わって忘年会をしました。
日本を牽引している建築家とは約束もしましたから、
「やれるだけやろう」と考え、昨年はその準備をしました。
早速、国内よりも海外が私の提案に飛びついてくれました。
ところが期待をかけていた次世代は須く駄目だと評価しています。
「よし、今年から無謀だと言われようがやりつくす!」と言ったら、
ワイフから、毎年、無謀なことに向かいすぎていると言われます。
正月明けにはもう仕事を開始していますが、
組織・企業の陳腐化はことさらに進行しているとしか思えません。
この有名ブランドが「紙飛行機」をシンボル化したメタファーは、
そろそろ、地球外から客観的な視野の中の地球にいる私たちを
見つめ直すことを示唆しているのかもしれません。
昨年末、私はスタッフにコンピューター能力でここまでやれると
伝えました。
スタッフからもワイフからは、それ以上は進化しないでほしいと。
私の夢はまだ紙飛行機程度ですが、
残り少ない人生を空中遊泳して喧嘩本道を多次元に飛ぶつもりです。
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