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『Wi-Fi とUSBからインフラ整備未来が見えます』


   


     5月 10th, 2014  Posted 12:00 AM

Wi-FI=wireless fidelityがもたらしたことは大革命だったと思います。
コンピューターの登場からつぶさに付き合って来た私にとって、
最も驚異的に進化してきた情報革命は、ネットワークでも、
無線LANの進化と、それを裏付けるUSBがでてきたことだと言えます。
しかも、無線LANでもWi-Fiがもたらしたコトはとても重大でした。
最近は、出張してもWi-Fiセットというモノを持って行かなくなりました。
そして、欧州会議で決定された旅行者が電話回線を
どの国を旅してもできるだけ格安料金であることという決定が、
実は将来の電話回線事情を暗示しているものと判断しています。
日本国内の電話回線実体はとても異常だと思ってきました。
しかし、ようやく国内の電話回線が格安競争に入ってきたようです。
しかし、これが国際的な競争力を持っているとは大間違いです。
私は将来・未来は電話回線は国際的な公的インフラで
すべからく平準化するだろうと予測しています。
これほど小さな国内であっても、まだ電話回線は不整備であり、
しかも一般にとっての電話料金は不明点が多すぎると思っています。
欧州会議で「A Better Deal for roaming」というテーマは、
これからの電話事情、すなわち、Wi-Fiが公的インフラとなれば、
電話は税金で対照化されて、市民全てにとっての基盤=道路です。
かって、スーパーハイウェイと言われていた情報網整備、
その条件が整い始めてきたようです。
ところが、国内では廉価競争に入っている電話販売と電話回線各社には、
未来が見えていないようです。
東京オリンピックにむかって、三つの動きがあります。
一つは、「.tokyo」が売り出され始めました。
そして、Wi-Fi整備が始まってきました。
もうひとつは内緒にしておきます。これはその成長を見たいのです。
もし、Wi-Fiはさらに進化される技術になれば、
電話回線はまさしく、私はスマートハイウェイは二つ出来上がるでしょう。
一つは車輌と道路の革命です。
さらに、電話機器と電話回線は全て「公的租税」となり、
その国際関係論で、外交交渉の対象となって、
企業競争は終焉してしまうはずです。
これが私の予想と期待です。
今、私は、私のクラウドをWi-Fi & USBで使っています。
まだここに注目している人は数少ないでしょう。

「PC端子は進化しているだろうか?」
「記号はNetworkとServerと私たちのimageに存在する」
「現代的アートが象徴していることは企業革新テーマ」
「自宅Wifi環境の変革と自分のCloud化」


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