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『永続させている活動は、唯一になっている。」


   


     7月 16th, 2014  Posted 12:00 AM

彼らをTVで見かけない日はありません。
日本で最も有名なアイドルグループであり、
メンバー全員が、いわゆるタレント業ではトップの人たちでしょう。
「March 11. 2011」は天災と人災によって、
私たちは多くの同胞を失い、今なおフクシマの現場では、
人類が未体験の復興作業に必死になっていますが、この記憶は、
すでに思い出化しようとしているのかもしれません。
そんな中で、TVータレント=アイドルグループの役割は、
たとえ、彼らの社会的な存在、その広告広報であったとしても、
義援金募集をあの事件以来今なお継続させているのは彼らだけです。
アイドルグループが、日本のTVエンターテインメント業界にあって、
それは「虚構」という側面が相当にあったとしても、
「連続」させている活動を見届けば彼らの存在は逞しいと思います。
私なりには、彼らのヒット曲「オンリーワン」などは、
現在、ありえないからこそ、大衆的な大指示を受けているものであり
今、流行の「ありのままで」も、ありえないからこそ、
大衆はその希望によってヒット=流行させているものと判断します。
私はあらためて、「虚構」ゆえの世界のなかでの表現・表明に、
連続させ、なおかつ、記憶を失わせない活動は賛辞すべきです。
「ふくしま」の復興が、結局は、とんでもない国家プロジェクトや、
これからの天災・人災への「危機解決のためのデザイン」に関わり、
特に、いい加減ながらも権力構造を見、知るたびに、
こんな政策こんな首長こんな議員こそ、ロクデナシだと評価します。
「ふくしま」の名前を借りた「虚構」にこそ、
実は、実行動としての事実の背景に潜む、汚職性を発見します。
そういう意味でも、アイドルグループの存在、彼らの発信力を
私は真摯に捉え直す必然を強く感じます。


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