2月 18th, 2009 Posted 12:34 AM
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そう思って、最近は、「龍」のブレスレットに凝っているのです。
なぜって?
ブレスレットと指輪は、母への挽歌ですから。
21年間、私を育てるだけの生涯だった母、
47歳で逝ってしまった母への想いがあるからです。
私の母は、美大に進学すると、ブレスレットと指輪を買ってくれました。
当時私は、「こんなの女々しいよ」と、ほとんど拒否的だったのです。
ところが母は、
「いいえ、これからの男は、ブレスレットと指輪をするべきよ」
と言われたのです。
母は私に、美大進学を俄然すすめてくれたのです。
「あなたに、医学部は似合わない。
生涯、赤い血を見て暮らすより、赤い絵の具を見て暮らす方が楽しいし、
あなたに似合っている」
という人でしたから、
彼女の言葉で、ブレスレットと指輪は、以来、私の大事な趣味です。
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男ゆえに、
チャラチャラして見えるかも知れません。
が、指先と腕にあるべき「かたち」ゆえ、
絶対に「美しいモノ」として、
身体化させる意味があると考えています。
これから、指輪やブレスレットのことも紹介します。
今、なぜ「龍」なのかというと、今年早々、夢に出てきたのです。
それに「龍」というのは想像上の動物です。
自分流に「描いてみたい」と思っています。
そして、「資本論」に真剣に向かっているのです。
マルクスを超える話にもどります。
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2月 16th, 2009 Posted 3:03 PM
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資本主義は、狸が木の葉に息をかけて紙幣にしていたのです。
そして、やっと、世界中が気がついたのです。
なーんだお金=紙幣は木の葉!だった、ということです。
今、日本には哲学者がいません。
人生これまで最も敬愛し、かわいがっていただいた中村雄二郎先生は、
今はベッド生活なので、質問できないさみしさとかなしみでいっぱいです。
最近、どういうわけか「臨床哲学」を吹聴する学者が増えました。
けれども決して、中村雄二郎先生を超えられないことは明らかです。
フランスの哲学アカデミーが、認めた日本の哲学者は、西田幾太郎と中村先生だけですから。
人間は、自分の経験を買いかぶってはいけません。
歴史にもどって歴史から推測するのが基本でしょう。
それは歴史の背景であったその時の哲学だと、中村先生から教えられてきました。
だから経済学者に時代を予知し予測などできるわけがないのです。
だから、デザイナーの直感がきっと当たっていると思います。
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2月 13th, 2009 Posted 1:03 PM
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華甲になるから、私発言を始めます。
「金融工学はマルクスが言い出したのです」
もう「資本主義はすでに終わっている・・・のに」!
何を血迷って、不況だ不景気だ!と騒ぐのかと思います。
すでに、こうした事態を予想しておくべきだったのです
そう思うと、三度目ですが、『資本論』を読み直すことにしました。
高校時代に読んだことがあります、全巻です。
大学時代には、結構懸命に読みました、大学生の基本的な知識だと思っていましたから
結果、よく『空想と科学』で共産主義に染まるものだと言わます。
しかし、私は、なんとも、こんな考え方は「全く間違っている」と思ってしまったのです。
だから当時もっとも盛んだった学園闘争など、本当に馬鹿げて見えていました。
それより、美大の実習課題をやりとげることが、苦しくもあり楽しいし懸命になれました。
マルクスの『資本論』は、高校と大学時代には、岩波の文庫本でしたが、
今度は思い切って、「全3巻5冊」というハードカバーを買い込みました。
1949年(私の生年)に、『マルクスの数学遺稿』というのが発刊されています。
すなわち、金融工学の始祖は、マルクスです。
これすら明言している学者は皆無です。
この「遺稿」は、エンゲルスに「導関数」を教えるノートだったのです。
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