10月 2nd, 2010 Posted 10:00 AM
10月2日 友引(乙酉)
神学・法学・医学の分科学を
我が国は、「科学」という日本語で
曖昧にしてしまった、と思っている。
その曖昧さは、本来、
神学・法学・医学が統合学の根幹、
すなわち、学際性を持っていたことを
専門化ということで分化と分科してしまったことだ。
『デザインは言語道断』学際
Tags: KazuoKawasaki, 分化, 分科学, 医学, 学際性, 専門化, 川崎和男デザイン金言, 曖昧, 法学, 神学, 科学, 統合学
Posted in APHORISM
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10月 1st, 2010 Posted 4:57 PM
10月1日 先勝(甲申)
大学というのは、
神学・法学・医学が分科学して
発展してきたという歴史を持つ制度である。
『デザインは言語道断』学際
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9月 30th, 2010 Posted 9:49 PM
9月30日 赤口(癸未)
「学際」とは、実に新しい言葉である。
昭和40年代に、
「国際」をヒントにつくられた日本語なのだ。
『デザインは言語道断』学際
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9月 30th, 2010 Posted 9:41 PM
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9月 22nd, 2010 Posted 10:00 AM
9月22日 仏滅(乙亥)
美しい結末とは、自分の死である。
ユニバーサルデザインとは、
福祉的なモノや共用できるモノの
デザインでは決して無い。
自分の死を主観から客観へと
知行合一できうるように
支援するためのデザイン思想であり、
その思想を反映させ、
具体化したモノの体系であることなのだ。
『デザインは言語道断』知行
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9月 16th, 2010 Posted 10:00 AM
9月16日 仏滅(己巳)
人は体験を聞かされることが、
物事を「知る」うえで、
最も鮮烈に意識に蓄えられるに違いない。
特に、他人の不幸な体験や、
笑いや哀しみほど、
自分の気持ちのひだに貯まっていくのだろう。
『デザインは言語道断』知行
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9月 8th, 2010 Posted 10:00 AM
9月8日 友引(辛酉)
私達の知識や知性は、
進化する技術と、
喜怒哀楽の完成との
折り合いをつけるために
致知の領域まで
踏み込んでいかねばならない。
『デザインは言語道断』致知
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9月 7th, 2010 Posted 10:00 AM
9月7日 大安(庚申)
「諳」(アン、そらんじる)というのは、
明確なことばになることであり、
音というのは、
口の中にものがつまっていてもぐもぐした
不明確な状態を示す。
今でこそ、暗記という書き方をするが、
「諳記」という書き方が
古典的には正しい。
『デザインは言語道断』致知
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9月 6th, 2010 Posted 7:33 PM
9月6日 仏滅(己未)
大衆化を否定するのではない。
大衆化=品位の低下
という図式が拡大してしまったことである。
『デザインは言語道断』趣致
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9月 5th, 2010 Posted 10:00 AM
9月5日 先負(戊午)
ユニバーサルデザインという名称は、
いわゆるシルバー産業に対する功罪を伴った
追い風になってしまったような印象がある。
単なる「共用品」
というレベルであっても困る。
「共用」できることをさらに進化させて、
なおかつ
美しいことが目標でなければならない。
『デザインは言語道断』旨趣
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