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Posts Tagged ‘強い人弱い人’


8月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

8月18日 辛酉(大安)

統合することは
いとも簡単なことである。

この指止まれ、
この一声で、
まとめ上げることが可能だ。

しかし、
統合化するとなると、
それは途端に困難になる。
この認識力ある者にのみ
与えられた力量である。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 17th, 2014  Posted 12:00 AM

8月17日 庚申(仏滅)

融合とは
とても便利な言葉である。
融合した学際性は
その免責性すら
割り出すことが不可能である。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 14th, 2014  Posted 12:00 AM

8月14日 丙辰(赤口)

未来は目の前にある、と
思い込んでいる人がほとんどである。
これは大間違いである。

未来は背中にある。
「Back to the Future」
この真意は、
すでにギリシア時代から語られている。

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8月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

8月13日 丙辰(赤口)

勉強、
生涯が勉強、
勉強をするから全人格的に成長する私?
という考え方をしている人がいます。
勉強することは、
それはある種の宗教的盲信です。

勉強などは、
生徒・学生であるための行動条件に過ぎません。

成長する自分のために、
あるいは
全人格性を修練と精進させるには
勉強することではありません。
それが「何か」が見えない知性から
智恵は生まれないのです。

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8月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 11th, 2014  Posted 12:00 AM

8月11日 甲寅(仏滅)

自分の能力・知識は「情報力」と、
「歴史経験力」で智恵が生まれる。
そのためには、
自分の情報装置と
自分の歴史認識を元にする経験則には
常に新鮮さと最新性への姿勢が要る。

果たして、
そこまで自分を追い込んでいる人は
本当に僅かだと感じてならない。

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8月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 10th, 2014  Posted 12:00 AM

8月10日 癸丑(先負)

歴史は権力で再作成されたモノにすぎない。
まして歴史小説はフィクションである。
小説は仮構に過ぎないから、
確信すべきコトでは無い。
しかし、
歴史から「学び取る」コトは、
知識と感性と感情の制御力を育む。
したがって、
仮構装置を歴史から
マイナスさせる力こそ、コトの創出、
鍛え上げなければならない一つだ。

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8月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 9th, 2014  Posted 12:00 AM

8月9日 壬子(友引)

喧嘩と暴力はまったく違う。
それは
喧嘩には喧嘩道が歴史性まであり、
暴力には、
無謀さ、暴動性、破壊性が
戦、闘いにまで連動している。

その戦や闘争に喧嘩道を当てはめれば、
暴力性に武道、武力の限界性を
人間として、人道性を生み出せる。

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8月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 8th, 2014  Posted 12:00 AM

8月8日 辛亥(先勝)

叱ることと
怒ることは、別ものである。

叱るとは、教育的な配慮がある。
しかし、
怒るとは、感情的な要素がある。

これは、私が恩師から
教えられたことである。

私は教育は「叱る」ことであり、
「怒る」ともなれば、
感情が込められているということだ。

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8月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 7th, 2014  Posted 12:00 AM

8月7日 庚戌(赤口)

会話を記憶する人、
会話を聞き逃す人、
会話を書き留めることは、
メモにするか、
心に留めるかがある。

そうして、
聞き流すことには二つの意味がある。

会話を心にまで届かせられない
重大な「能力差」があるということだ。
つまり、心ある人と
心無しの人間だという格差である。

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8月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 6th, 2014  Posted 12:00 AM

8月6日 己酉(大安)

自死を選ぶならば、
生涯を預けよ、
自分の表現を冥府に向けるな。

冥府に預けることを
絶対に犯してはならない。

「川崎和男 強い人弱い人」


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