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Posts Tagged ‘交通事故’


「63歳まで生きました・母より年上です。」


   


     2月 26th, 2012  Posted 12:00 AM

63歳です。
母は47歳で逝きましたから、年上になったと思います。
交通事故被災28歳で、40歳までと言われながらも、
確かに45歳で心臓も交通事故の後遺症で悪くし、
その後も心臓発作や敗血症で重篤を3度も体験しました。
「生きています」。
まだやり遂げなければならないことがあります。
まして、国難の最中にある時代を
最期になんとかデザインで復興を仕掛けたいと思っています。
子供時代に最も集中して工夫をしていた「糸車」を再現してみました。
本当は「糸巻きの芯材」を使いますが、
もうほとんど芯材はプラスチックですから、
やはり銀座の手芸店でみつけた糸車を使いました。
子供時代には、輪ゴムを3本程度、
それだけでどれほどスピードが出るかを工夫しました。
この「糸車」から、
次にモーター駆動の自動車づくりをしていった思い出があります。
デザイン課題で、「動具・音具」という課題を出しますが、
その原点は私のものづくり起点に重なっています。
あらためて今年の誕生日は金沢です。
この街での4年間が私の人生の大きな下敷きです。
この「糸車」を徹底してデザインで
「より美しいモノ」にしてみたいと思っています。
63歳の誕生日は子供の頃のものづくり原点を再現してみました。

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「未構築・非構築な『知財権』と制度設計」


   


     11月 7th, 2011  Posted 12:00 AM

フリーのデザイナーになって以来、
国内でのデザイン契約は大きな悩みになっています。
「契約」そのものへの抵抗は未だに大きく残っています。
Apple社や海外メーカーは、
英文での取り決めは詳細細部にまで及んでいますが明快。
市場調査時の交通事故や、ワークスペースの施錠までが
契約条件でした。
最近ようやく日本では「知的財産権」が重要視されてきました。
しかし日本では「以心伝心」が強く、「契約社会」への抵抗があり、
契約風習が無かっただけに混乱しています。
大企業の法務部は、ようやく大学院卒が、
この知識、特に国際的なルールとして「知識だけ」があります。
特に、「意匠権」となると私が上図でまとめたように、
このような構造図式に、実務的に位置していることや、
現状商習慣にはまだまだ「制度設計」しているとは思えません。
昨年は、「知財年報2010」にて、
早稲田大学での講演をまとめ直すことになり、
あらためてデザインと意匠権を再考することができました。
まして、大学人としては、大学での利益相反関係も、
まとまった制度にはなっていないのが現実です。
にも関わらず、兼業との関係や利益相反は不完全なままです。
今、日本を二分しているTPPにおいても、
「知財権」と「関税」の関係などは条件記載があるのでしょうか。
今や、「意匠権」など中国はほとんど無視しつつも、
日本の「商標」をどんどん国際的な「商標権登録」をしています。
これは貿易国家・日本の大問題だと認識すべきでしょう。
私はとりわけ「意匠権」と「知財権」について、
特に注目と提言をしていくつもりです。
「知財年報2010」でも「アプロプリエーション」について、
デザイナーは無知過ぎることを指摘しています。

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