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Posts Tagged ‘ルール’


「一筆書き・問題・立体化できるだろうか」


   


     4月 29th, 2013  Posted 12:00 AM

ブレーゲルという川に七つの橋があるそうです。
その七つの橋を2度通らないというルールで、
出発点はどこでもいいけれど、全ての橋を渡って、
元の場所に戻ってこれるだろうか、
という伝統的な問題があります。
これは「ケーニヒスベルク(現・カリーニングラード)の問題」
という名前の「一筆書き問題」です。
名古屋市立大学当時に、
大学院では
「光造形システムでのトポロジー形態の制作」に関わる修士論文で、
必ずまず、「オイラーの解」として冒頭に記載されました。
それは、レーザー光線で液体のエポキシ樹脂を形態制作する手法で、
特に「形態を支えるサポートづくり」を考える
普遍的な思考を追随するのに、
基本的な思考方法に至るためのトレーニングになりました。
左に「メビウスリング」が、
光造形モデルとそのワイヤーフレームがあります。
右は同じ「メビウスリング」をテープを一点で表裏逆に一回すれば、
テープ真ん中線上で切断するとそのテープは大きくなるだけです。
ところが、2点で表裏を逆・逆として切断すると、
リングは二つに分断されて二つのリングが鎖になります。
試してみて下さい。
これは「手品」にして見せることができます。
これまでの話を理解する必要があります。
そうすると、ラインで面を造ることが出来ますが、
そのラインを話題の3Dプリンターで0.6mmのラインを射出させながら、
たとえば、中央下の「ハイヒール」を造るとしたら、
どのように形をライン書きから、
「一筆書き」していくことが出来る時代になったようです。
3Dプリンターは、確実にインターネット上で
真っ当な展開をしてくれることを願うばかりです。
私が心配しているのは、インターネットがこのままの資本主義では、
相当に無理があるでしょう。
しかし、時代は良貨は悪貨を駆逐するという人間界の癖があります。
私の癖は、私の人生において、
この癖に最も喧嘩を挑んでいます。


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8月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 29th, 2012  Posted 10:00 AM

8月29日 赤口(壬戌)

形式やルールは、
少なければ少ないほどよい。

そしてそれは、どんな状況にも
柔軟に対応できるものでなければならない。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり

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8月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 27th, 2012  Posted 11:55 PM

8月27日 仏滅(庚申)

論文はともかく前段があって
最後に結論があれば、
中間はどうにでもなる。
これはいい加減さを言っているわけではない。

これもやはり
「 A とかけて B と説いたらその心は C だ 」
というルールがあてはまると考えている。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり


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8月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 16th, 2012  Posted 8:00 PM

8月16日 仏滅(己酉)

「A とかけて B と説く。その心は C」という
表現ルールについて説明しよう。

これは落語ではおなじみの
「大喜利」の手法である。
どんなに長いプレゼンテーションでも、
伝えたいポイントは、結局のところ、
このAとBとCの3つでしかない。

『プレゼンテーションの極意』タブーの逆説「いい加減」なプレゼンの「良い加減」づくり


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「三匹の狛犬は活断層から護ってくれるはず・・・」


   


     5月 17th, 2012  Posted 12:00 AM

私は三匹の狛犬で護られています。
まずは、越前市(武生市合併)に1300年代から、
千代鶴国安(二人説もあり)が、
刀を一振り製作する毎に、
武器=人殺し利器にならぬようと願いをかけ、
砥石を素材にして作ったと言われている狛犬です。
千代鶴国安は京都の刀剣作りからドロップアウトして、
国府であった武生市で野鍛冶を始め草刈り鎌を発明し、
それがやがては福井藩の重要な物産品になりました。
橋本左内や横井小楠が、この物産品製造でのルールを取り決め、
その古文書が残っています。
750年の伝統工芸産地・越前打刃物を私はブランド化しました。
「タケフナイフビレッジ」には、
神殿=祠と劇場=工房までを整備し、すでに30余年になります。
「タケフナイフビレッジ」のシンボルマークにもしています。
そしてペアである狛犬は、
九谷焼でわが家の玄関に鎮座しています。
なにしろ自宅は大阪中央区の地上100m32階にあります。
隣に大阪城がありますが、見下ろす高さです。
明石大橋までが見渡せます。
しかも最近に分かったことは「上町断層」直近です。
南海地震があれば、この断層は3.3m隆起し、
震度は7.2とか予知されています。
だから、この狛犬には絶対に護り抜いてもらいたいのです。
名古屋から大阪に引っ越したときに、
なんとしても狛犬でしかも九谷焼を探し求めました。
そうしたら、その想いを抱いた直後にわが家にやってきました。
絶対に、タケフの狛犬が派遣してくれたと確信しています。
必ず活断層からこの狛犬たちが私たちを護ってくれるはずです。


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