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『「コンシリエンスデザイン」名詞格を接頭語にした新概念』


   


     8月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

ユニバーサルデザインからHCD、そしてインクルーシブデザイン。
design for allという概念の変化とともに、
デザイン活動の背景論理をその表現意図と内容にしてきました。
「障がいは否定的なものでない。新たな解釈であり、
わくわくするものである。」という帯文の
「インクルーシブデザイン」の書籍を読むと、障害者としての自分は、
障がいとは否定的どころか、なんとしても肯定することを言い聞かせ
新しい解釈などが、出来るわけがありません。
まして、わくわくする?・・・ふざけた発想だ!と怒りが走ります。
本来、インクルーシブとは、エクスクルーシブとの対立概念と、
比較し、その差異性を会話形式で位置づけることが基本です。
それはエクスクルーシブ=排他・排除として対立概念にしないこと、
この知性が根本的に大欠落していることであり、
あたかも「インクルーシブデザイン」という嘘つき構造に気づきます。
したがって、昨夜は「コンシリエント(形容詞)デザイン」を、
これからの活動タイトルにしてきましたが、
阪大で論議をして、名詞+名詞(動詞)に決定しました。
かつて、エコロジカルデザイン賞をGマーク賞にするときも議論し、
エコロジーデザイン賞にした概念検討を思い出しました。
[正直、現在のGマーク審査は根本原則を喪失しています]
[応募し、審査するだけの審査委員能力の欠落を断定します]。
それまでは「地球にやさしい賞」にエコロジーへ変換した話です。
それはエコロジーとは何か?だから形容詞接頭語を辞めて、
「何がエコロジーか?」というデザイン、この意味と問いかけでした。
したがって、「インクルーシブデザイン」という概念間違いではなく、
「コンシリエンスデザイン」こそ、自然科学+人文科学の融合を
さらに、「医工学」では何も実現出来ないがゆえに、
看護学・保健学でさらに強化をして、融合から統合化する実務こそ
「デザイン看医工学」を「コンシリエンスデザイン」に決定しました。
それは、看医工学という学術性を産業実績的な効果と成果のために、
「何がコンシリエンスデザインなのか?」を基礎概念にしました。
その専門家をこれから阪大が人材育成していくということです。

consilience
agreement between the approaches to a topic of different academic subjects, especially science and the humanities.


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