12月 12th, 2013 Posted 12:00 AM
宇宙開発・ロケットは人類の夢、その代表的なものです。
宇宙飛行士はあこがれの職業でしょう。
私は職業柄どうしても、未来、夢、可能性の話をします。
正直経営陣には説得性を持っていないと感じることしばしばです。
ところが、宇宙開発や人工衛星に関わるとその夢はどんな人にも、
最大に夢を拡大してくれるものです。
しかし、宇宙に出かけるには、
相当の安全対策・信頼性の確約から決して想定外は許されません。
信頼・安全工学による完全な管理が求められています。
おそらく「完全」は人類には成し遂げられない工学分野でしょう。
デザイン領域でこの「完全」という言葉そのものは、
とても使いづらいことが多いのですが、
私は、「ユニバーサルデザイン」にデザインの理想主義を、
この言葉に注ぎ、「ユニバーサルデザイン」を政府に企画書を出し
「ユニバーサルデザイン賞」をGマーク賞にしましたが、
この言葉は商業主義的に、勝手な方向に拡大しました。
だから、「Human Centered Design」にまとめ直しました。
ところが、私のいとこには、この宇宙開発の最前線で、
特に、「信頼・安全性工学」を成し遂げてくれた人物がいます。
父の姉の息子であり、弟は私の母校・高志高校長をしました。
3.11直後に彼とこの天災から人災にまで及んだ話をしました。
今、私はデザイン主導の「危機解決産業領域」を考えています。
幸い「安全性信頼工学」でトップであるいとこがいて心強いのです。
そこで、最近は、カザフスタンのロケット発射に立ち会い、
宇宙ステーションからH2Aロケットやこれまでの宇宙飛行士など、
その全ての安全性・信頼性にどのように関わってきたかを
彼にKK塾で語ってもらうことになりました。
私たちの「夢」の現実がどのような信頼性安全性の工学で、
支援されているかを知ることができると思っています。
Tags: 3.11, Gマーク賞, H2Aロケット, Human Centered Design, KK塾, いとこ, カザフスタン, デザイン主導, デザイン領域, ユニバーサルデザイン, ユニバーサルデザイン賞, ロケット, 人工衛星, 人災, 企画書, 信頼, 危機解決産業領域, 可能性, 商業主義, 夢, 天災, 宇宙ステーション, 宇宙開発, 宇宙飛行士, 安全性信頼工学, 安全性工学, 完全, 工学分野, 政府, 未来, 理想主義, 職業, 説得性, 高志高校長
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
12月 10th, 2013 Posted 12:00 AM
今月はフランス・香港と海外出張が続きました。
帰国すると、東芝時代の上司から写真が届き、懐かしさ一杯です。
5歳当時からスキーに親しんでいたおかげで、
車椅子生活を宣告された時一番に感じたことはスキーができない、
これが最大の問題だとさえ思ったほどです。
この写真では、フィッシャーのメタルスキーとサロモンです。
知っている人には分かるはず。ゴーグルはまだ持っていました。
このメタルスキーは、夏でも剣岳の雪渓がミラーアイスでも、
十二分に可能なほどでした。
もう一本は、ジャン=クロード・キリー が国内でサインをしたK2。
当時は、ドルフィン=今はフリースタイルと呼ばれていますが、
これには最適の柔らかさがあり、この二本を使っていました。
ご覧のとおり、全身はスピードスキーのために、
エラスティック素材の全身スーツを仕立ててもらっていました。
スキー靴もランゲというほど、スキーのためには、
最上級品にボーナスをつぎ込んでいたほどでした。
小学校・中学校時代もスキーばかりしていたようです。
高校時代も浄法寺山(1053m)ならば連休でも滑れました。
東芝時代は、得意な連中とは奥志賀に籠もって「回転や大回転」。
山登り・ロッククライミング・スキーが出来ない身体ですが、
若かりし日のこの写真が届いて、
11月後半から海外でのデザイン状況を見ながら、
私に残された日々、どこまでこれからの自分の役割があるのかを
もう一度確認することができました。
多分、書き残すことが多くなるのかもしれませんが、
わが国のデザインは、企業戦略からはやや離脱しているようです。
すでにデザイナーとしてスタートしたとき、
常に、スキーには拘っていたことを想い出しました。
また今夜からブログを再開します。
よろしくお願いします。
Tags: K2, エラスティック素材, ゴーグル, サイン, サロモン, ジャン=クロード・キリー, スキー, スキー靴, スピードスキー, デザイナー, ドルフィン, フィッシャー, フランス, フリースタイル, ボーナス, ミラーアイス, メタルスキー, ランゲ, ロッククライミング, 中学校時代, 企業戦略, 全身スーツ, 写真, 剣岳, 夏, 夢中, 奥志賀, 小学校, 山登り, 東芝時代, 浄法寺山, 身体, 車椅子, 連休, 離脱, 雪渓, 香港, 高校時代
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
12月 7th, 2013 Posted 9:30 AM
12月7日 丁未(先負)
嫌な役目であるから、
言わないで済ますことだって
できるが、小言をぐたぐた述べまくった結果、
やりがいがあった。
『デザインの極道論』こわい
目次を見る
12月 6th, 2013 Posted 9:30 AM
12月6日 丙午(友引)
私は、
ヒューマニズム的な奇麗事をデザインで
語りたいとは決して思わない。
そんなヒューマニズムには
喧嘩を仕掛けるべきだ。
『デザインの極道論』こわい
目次を見る
12月 5th, 2013 Posted 9:26 PM
12月5日 乙巳(先勝)
冷静に、知的に、風評などに
惑わされる事なく、
恐怖の確信に対して、
真実の情報をつかんで
自分なりの結論を
出したいと考える。
『デザインの極道論』こわい
目次を見る
12月 5th, 2013 Posted 7:52 PM
目次を見る
12月 5th, 2013 Posted 1:09 AM
11月26日
国際会議
Health and design for all symposium 2013
@ St.Etienne で
医療・原子力・ロボットをテーマに
基調講演とディスカッションを行いました。
今回は、新しいKeynote画面のプレゼンと
iPadでの画面コントロール。
講演直後に
主催者メンバーからの質問に答える。
目次を見る
12月 4th, 2013 Posted 9:25 PM
12月4日 甲辰(赤口)
冷静に、知的に、風評などに
惑わされる事なく、
恐怖の確信に対して、
真実の情報をつかんで
自分なりの結論を
出したいと考える。
『デザインの極道論』こわい
目次を見る
12月 3rd, 2013 Posted 9:25 PM
12月3日 癸卯(大安)
多様な価値観の多様な尊さこそ、
世界が共有している
財産であるという思想を、
今世紀は
作り上げていかなければならない。
『デザインは言語道断』とうとい
目次を見る
12月 2nd, 2013 Posted 9:24 PM
12月2日 壬寅(先負)
デザイン界でも、
マスコミはまたあのバブル時期のような、
理想性のかけらも感じられない
デザインを、あたかも
新時代のデザインであるかのように
持ち上げている。
『デザインは言語道断』とうとい
目次を見る