kazuo kawasaki's official blog

9月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 27th, 2014  Posted 12:00 AM

9月27日 辛丑(赤口)

これまで、
デザイナーが手ぬぐいをデザイン、
デザイナーが風呂敷をデザイン、
こうしたモノの展示会を見てきて、
これでは産地を活性化など絶対無理。
この判断は当たっていました。

デザイナーがデザインすべきは、
新たな手ぬぐいの形式と素材、
新たな風呂敷の形態と素材です。

この思考の先端には、
「素材を変えて、新たな製品開発」だと
今、私は提案することができます。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 26th, 2014  Posted 12:00 AM

9月26日 庚子(大安)

デザインは「かたち」に集約される。
が、
「ことば」それも言語だけではない。
言語
記号までが重要である。

この重要度に気づかない大学、
その教員にデザイン教育は

無理どころか無謀だと言っておきたい。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 25th, 2014  Posted 12:00 AM

9月25日 己亥(仏滅)

デザイナーは、
「ことば」と「かたち」を
同等に使いこなす、
これは技術が不可欠である。

「かたち」教育に偏重している学校では
「ことば」教育を度外視している。
そのような教育機関では
これからのデザイナーは育たない。

「かたち」を「ことば」に
「ことば」を「かたち」に
この教育が大不足している。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 24th, 2014  Posted 12:00 AM

9月24日 丁酉(先勝)

PCは明らかにデザインツールだ。
しかし、
PC主体のデザインは
デザインを清書しているにすぎない。

それでも、もう一つは
デザインツールとしての
「情報発信性」には
これを多用する技術が不可欠だ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 23rd, 2014  Posted 12:00 AM

9月23日 丁酉(先勝)

デザイナーは先進性を身体化する。
これは鉄則だと
私は考えている。

その先進性とは、
未来
将来
そして
明日を創る職能だから。

常に前向きになること、
それが大好きである。
この大好きさが
「先進性」だと思っている。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

9月22日 丙申(赤口)

戦略立案は
デザイナーの実力に直結した力量である。

特に、企業戦略でのデザインは、
コトのデザイン、
つまり「情報化戦略」である。

電話はかけた回数しか
かかってこないが、
情報はその発信化が戦略の中心。
そしてその情報化デザインは
「美しいコト」が求められている。

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9月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 21st, 2014  Posted 3:00 AM

9月21日 乙未(大安)

デザイン手法は必ず革新性が必要。
常に手法は革新されなければいけない。

そのためには、
デザインの技能
デザインの技術には
基本的な訓練が基盤である。

訓練された技能を
デザイン技術として持っていなければいけない。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

9月20日 甲午(仏滅)

スケッチも図面も描けず、
モックもつくれずに
「デザイン」を語ってほしくない。

なぜなら、たとえ
「デザイン思考」だ、
「デザイン表現」だって、言っても、
かたち=形態は
スケッチ・図面・モックにしか
表れてこない。
それがデザイン技能技術であり、
その効果と効用に
デザインがある。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 19th, 2014  Posted 12:00 AM

9月18日 癸巳(先負)

美大でデザイナーを育成する時代は
もう終わっている。
美大にある大学院だけでは
修士も
博士も
そのようなデザイナーはいらない。
社会も求めていない。

しかし、
これまでの大学機関でデザイナーは
決して、教育育成することは
決定的に不可能だ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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9月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

9月18日 壬辰(友引)

造形デザインは
「瞬間芸のようなもの」である。
テーマを聞いた瞬間に
造形アイディアを思いつく、
それを
思い込んで、
それから
思いやりに至るべきだ。

瞬間に思いついては
モノが出来上がり、
社会化=効能に至るまで、
それは長期にわたるが
歴史に残るほど、
デザイナーの死後も
語り継がれなければいけない。

「川崎和男 強い人弱い人」


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