kazuo kawasaki's official blog

Archive for 6月 16th, 2010


6月16日Staff Blog


   


     6月 16th, 2010  Posted 3:34 PM

6月16日

Ustreamスペシャル対談 
「川崎和男vs西川千麗様」を
本日6月16日15時より緊急中継いたします。

TBS系「THE 世界遺産」を手がけられる、
オブザアイの柏原様が撮影をされています。

BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)の
準備も整い対談スタートです。

http://bit.ly/b90g5r
(オブザアイ様のUstreamチャンネル)

対談終了後、西川千麗さんと
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
京都一おいしい最中をいただき、
一服しました。


目次を見る

6月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 16th, 2010  Posted 12:05 PM

6月16日 先負(丁酉)

得意とは、
何を喪っているかの裏返しであり、
当然ながら技術はこの得喪の
バランス上で進化していくものである。

『デザインは言語道断』得手


目次を見る

『資本主義からの逃走』
   「2010年米国原子力計画は光景である」


   


     6月 16th, 2010  Posted 1:07 AM

原子力論議の開始
2005年、米国「TIMES」誌によって、化石燃料の枯渇が初めて報じられました。
その時、全世界人口の予測は68億人のエネルギーだったと記憶しています。
現在、地球上の人口は70億人に向かっています。
今、インターネットで確かめてみると、
68億7383万人に向かって増えています。
2010年、米国の「原子力政策」はスタートしています。
ビル・ゲイツが中心的に動いています。
さて、これだけの人間にとってのエネルギーは、
すでに化石燃料、水力発電、火力発電、天然ガスに頼ることは不可能と言えます。
ソーラー発電、風力発電でまかなえるはずがありません。
そこで、「原子力」運用が必然の道になってきました。
しかし、「原子力を語る」こと自体が、特に、わが国では大問題どころか、タブーでした。
当然です。
わが国だけが被爆国家であり、原子力で多くの御霊を抱いて、
戦後がスタートしています。
そうした御霊に対して、
私たちがいかに「原子力」をエネルギー源としていけるのでしょうか。
それは、わが国がエネルギー基盤化していくかは、
「祈りと思想と政策」に向けて、現実直視することにほかなりません。
光景
私のふるさと福井県には14基の原子力発電所があります。
ふるさとで、これらの原子力発電所を見たとき、
私は、これは「風景」では無いと思いました。
「光景」です。
「光景」とは、「生と死」=「光と影」だからです。
私は、この「光景」の中で「原子力」を見つめ直していきたいと考えています。


目次を見る