kazuo kawasaki's official blog



Kazuo Kawasaki Official News


Posted : 10月 2nd, 2010  6:28 PM

ドリームデザイナー・川崎和男展
メガネ、人工心臓、そして平和運動まで

■ 日 時 :10月2日(土)- 11月7日(日)9:00 – 17:00
■ 会 場 :福井県立こども歴史文化館 2階 交流広場
■ 入場料 :無料
■ 詳 細 :紹介ページ

”福井にゆかりの人物を通して歴史や文化を学ぶ”施設にて、
特集展示を行います。川崎の故郷、福井へ是非お越し下さい。

Posted : 10月 2nd, 2010  6:20 PM

holonicpath   OSAKA STYLING EXPO 2010

■ 日 時 :9月29日(水)-10月2日(土)10:00-18:00 (最終日17:00)
■ 会 場 :インテックス大阪 2号館
■ 入場料 :1,000円
■ 詳 細 :OSAKA STYLING EXPO 2010

OSAKA STYLING EXPO に、川崎の作品である
“HOLA”と”MP-704″を展示します。お近くの方はご覧下さい。

Posted : 10月 2nd, 2010  10:00 AM

10月2日 友引(乙酉)

神学・法学・医学の分科学を
我が国は、「科学」という日本語で
曖昧にしてしまった、と思っている。

その曖昧さは、本来、
神学・法学・医学が統合学の根幹、
すなわち、学際性を持っていたことを
専門化ということで分化と分科してしまったことだ。

『デザインは言語道断』学際

Posted : 10月 2nd, 2010  12:00 AM

回と廻と徊
回・廻・徊、それぞれ三つの思考から
問題解決の三つの答をしっかり見詰めます。
「応答」・「回答」・「解答」という答、それぞれの形式・内容・意味、そして質です。
今夜は「回答」を精密に、詳細まで検証してみます。
私たちは、問題に対して「解答」も「回答」も区別無く使っています。
それはそれで構わないとも私は思っています。
ところが、Questionに対してAnswerとなると、Answerは「回答」が良いように提案しておきます。
そうすれば、問題解決での「問題」=Problemに対して「解答」=Solutionが、
より明確、明快になると考えるからです。
さてまわる・まわす・めぐる・めぐらす・かえる・かえす、という答に対しては、
「課題」←→「回答」と考えておきます。
回答という答に三つの質あり

● もとにもどす、かえす答え方
「古来征戦幾人回」(王翰)
決まっている課題には回帰する答がある。
● 逆戻りして、たがうという答え方
「経徳不回」(孟子)
経徳は回(よこしま)ならず、わきにそれることのない正しい答がある。
● 回数を示す答え方
「人間能得幾回聞」(杜甫)
人間というのは、よく何回も何回も聞くことで知り得る答がある。

Question & Answer

結局は、「課題」になることは、だれもが問題だと意識したり、
まったく知らないから、身辺、身の回りだとか、ある問題の回りQuestionに対して、
これが「答」、すなわち「回答」というAnswerになるということです。
教えられることや教科書には、課題が設定されていてそれを、基本的な考えをめぐらして、
あるいは課題の中心にかえって答を覚えておくことにつながります。
これがQ&Aでしょう。

■ 課題の核心にもどすという答
■ 考えを巡らせば必ずこうなるという答
■ 身の回りに存在しているから何度も聞いてたどりつくという答

「回答」というのは、
本当に、回りだとか回転しているだとかという考えを巡らして解決をつける、
いわば、常識的となるような決着をつける質を持っている答だと思っています。